Topシートへ・目次へ移動骨格区分へ移動実験:骨格の摘出法
<マダイ頭部骨格系:全展開図>
はじめに上「目次へ移動」クリックで構成を参照してください。
1)
下図「番号付近」をクリックで名称/解説へ移動します。
2)
右パネル「番号ボタン」をクリックで「小画面」が表示されます。
3)その後にボタン[Fig.ON]で拡大表示されます。
4)
ボタン[Text ON]で解説テキストが表示されます。試して下さい
加温固定法による骨パズル実験法  


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<目 次> 
 A. 解説:利用法とパネルボタンについて
 B. 魚類の頭部骨格の見方/考え方
 C. 実験の部:加温熱固定法と骨格の摘出
 (骨格摘出操作クリーニング、組立て)
 D, 展開図の部位の名称と解説指示
 E. 神経頭蓋を構成する骨

 右パネルボタン[Back]で頭蓋9区分へ移動します。


<A.利用法とパネルボタンの使用法>

<B. 魚類骨格系の見方/考え方:概要>

    1. 脊椎動物の骨格系は、中軸骨格と付属骨格に2区分される。
    2. 頭部骨格は神経頭蓋/シンケイトウガイと内臓頭蓋に区分される。
    3. 神経頭蓋は1塊に見えるが、実際には数多くの頭蓋骨から構成されている。
    4. 内臓頭蓋は神経頭蓋に懸垂する形式で構築される。
    5. 内臓頭蓋は下記のB-Gの6つの区分から構成される。
    6. 神経頭蓋に懸垂する内臓頭蓋と間接/接続する主要な骨は「口蓋骨/コウガイコツと舌顎骨/ゼツガクコツ」である。
    7. 咽喉鰓蓋系の骨(舌弓部鰓弓部鰓蓋部の骨)は魚類を特徴付ける骨であるが、陸上動物との関係からも理解すべき対象である。
    8. 魚類の骨格系も、発生段階に見られる「体節」構造に関連するが、頭部のその基本は「顎弓、舌弓、鰓弓」に区分/分類できる。
    9. 鰓弓などの「弓」とは「アーチ」であり、「弓矢の弓」の意味ではない。「湾曲した構造物」という意味である。
    10. 発生初期に観察される分節状のアーチ状の構造物がそれぞれ発生に伴い「顎部、舌弓(耳小骨)、鰓弓や舌骨複合体」へと変化する。四肢動物では咽喉鰓蓋系の骨が消失し首が形成される。

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A. 神経頭蓋 シンケイトウガイ   
・・・(ボタンA をクリック)
 Neurocranium ニュウロクレイニアム

B. 口蓋部 コウガイブ   
・・・(ボタンB をクリック)
  Palate region パレットゥ リジョン
  (Palatine region パラタイン
リジョン)

C. 舌弓部 ゼツキュウブ 
・・・(ボタンB, D をクリック)
  Hyoid region ハイオイド リジョン

D. 顎部 ガクブ 
・・・(ボタンC をクリック)
 Jaw region ジョー リジョン

E. 鰓蓋部 サイガイブ 
・・・(ボタンE をクリック)
 Opercular region オパキュラ リジョン

F. 鰓弓部 サイキュウブ 
・・・(ボタンF をクリック)
 Branchial arch region
  ブランキーアル リジョン
G. 眼周囲部 ガンシュウイブ 
・・・(ボタンG をクリック)
 Circumorbital reigion
  サーキュモービタル リジヨン
H1. 肩帯 ケンタイ
・・・(ボタンH をクリック)
 Shoulder girdle ショルダ ガードゥル
H2. 腰帯 ヨウタイ 
・・・(ボタンHをクリック)
 Pelvic girdle ペルビック ガードゥル

I. 体幹部骨格 タイカンブコッカク
・・・(ボタンIをクリック)
 Trunk skelton トゥランク スケルトン

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<3.実験の部>
:熱固定法による骨格の摘出法:マダイ>

 魚類解剖学におけるユニークな実験技法のひとつに「加温熱固定法」があげられる。本方法は魚類ならではの有用な実験技法である。系統動物学、比較動物学の観点(骨格系、循環器系、神経系の理解)を学ぶ上で不可欠な方法である。簡便かつ効果的な発展を期待し得る方法として理解されている。以下に、マダイを試料とした場合の実験法を記す。

骨格摘出操作の概要と注意

    1. 煮沸バット(料理用ナベで代用)に約1%の食塩水を作成し、お風呂の温度程度に加温する(約42℃)。
    2. サカナの鱗/ウロコを取り除く。更に、腹びれ(腰帯)や尻びれがない部分の腹部正中線上の体壁に切れ目を入れ、腹腔の一部を開口する。
    3. サカナを鍋に入れる。編み目の細かいステンレス製ザルにサカナを静置した状態で温水に入れると効率的である。
    4. 消臭のために野菜「ショウガ」を加えることも良い。
    5. 鍋を火焔加熱し沸騰するまで加温する。沸騰したら更に約5分間くらい弱火で加熱を継続する。
    6. 加熱処理が終了したら、火を止め15分程度放置し、サカナの熱固定処理を更に行なう。
    7. 鍋に水道水を加え、サカナを冷却する。
    8. 素手で保持できる温度になったら、サカナを崩さないように取り上げ、バットに移動する
    9. 加温熱固定した個体は、はじめに頭部から骨格の摘出操作を行なう。その後、必要に応じて、主要臓器の摘出も行なう(心臓や消化器など)。更に、体幹部骨格の摘出を行なう。
    10. 頭部の骨格は、神経頭蓋の他に内臓頭蓋として6区分の骨格域から構成され、更に肩帯と腰帯がある(ボタン0を押し参照)。
    11. 摘出する順序としては、1) 鰓蓋部(E) → 2) 眼周囲部(G) → 3) 顎部(上顎、下顎:C)→ 4) 口蓋部 舌弓部1(B)→ 5) 舌弓部2(C)→ 6) 鰓弓部(E) → 7) 肩帯部(H1) → 8) 腰帯部(H2)→ 9) 体幹部骨格(I)、とする。
    12. 摘出した骨は、密封容器やジッパー付きビール袋内で、食器洗浄用の洗剤(約4倍希釈)に数日浸け置き、骨格に付着する蛋白や脂質を除去する。
    13. 数日経過した洗剤処理の骨処理容器を開封の時、腐敗臭がする時もあるので、充分、注意する。
    14. 水洗、洗浄、乾燥後、必要に応じ、透明塗料で表面処理を行なう。
    15. 部位確認が終了したら、組み立て等を行なう。組み立ては「ホットボンド(溶融樹脂による接着)」などで行なう。

<各部の摘出操作>
 下記の操作に従い、また、右パネルのボタンを[1]から順に押し画像を参照しながら、区分ごとに骨を摘出する。
  摘出した骨は、はじめにどこの部位の骨かを確認する。その後、
歯ブラシなどで簡単に取り除ける筋肉等を除去した後、ジッパー付きのビニール袋や小皿などに区分に従い整理し、保存する。
 
付着している蛋白や脂質などは、摘出後の後処理として、高濃度の洗剤(食器洗浄剤)に浸け置きすることで簡単に除去する事が可能なので、摘出操作の時は「摘出した骨がどこの骨か」を資料などと照合し確認することに専念する(ボタン00, 000の資料を参照)。
 除去した筋肉など(残渣)は、バットなどに回収し、すぐには捨てない。操作途中で骨の不足に気づいたら、ステンレスザルの中で、筋肉を崩しながら「骨探し」を行なう。
  骨は必ず水中に沈下するので、深さのあるバットの中で穏やかな流水中ので「骨探し」を行なう事は有効である。

    1. 以下に示す部位の骨摘出を行なう前に、全体の構成を資料で確認する:パネルボタン[00]を押した後、上パネルの[Fig ON]を押すと大きく表示される。テキストに戻るには[Text ON]を押す。ボタン00の図を印刷資料として事前に作成し、摘出骨と照合確認しながら操作を継続することも有効である。
    2. 骨の摘出実験の目的は、摘出後、ドライ標本とすることにある。よって、小さな骨でも重要である。いずれの骨も同様に丁寧に扱うことが肝要である。
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    3. 鰓蓋部/サイガイブの摘出(ボタンE):鰓蓋の各骨の繋がりと重なりを確認/メモする。前鰓蓋骨は神経頭蓋と舌顎骨/ゼツガクコツに間接する。主鰓蓋骨は舌顎骨に間接する。下鰓蓋骨は方形骨に間接する。鰓蓋骨を外す時、鰓条骨/サイジョウコツも外れることがある。その時は丁寧に鰓条骨を全て回収する。
    4. 眼周囲部/ガンシュウイブの摘出(ボタンG):鼻骨は神経頭蓋の一部と区分さるが、眼周囲骨と一緒に摘出する。最も大きい眼下骨が涙骨である。眼下骨は複数の骨からなるので、確認保全する。眼球や眼球構造の最外部に当たる軟骨性の硬膜も摘出する。15分程度の加熱固定では、場合によって、ガラス体は溶液状を呈することもあるので、眼球内部構造も確認する。視神経も確認する。
    5. 顎部(上顎、下顎)/ガクブの摘出(ボタンC):上顎と下顎は左右が融合した状態で摘出する。下顎は歯骨/シコツと角骨/カクコツの繋がった形状で摘出するが「メッケル軟骨」がその間にあるので、注意する。
    6. 口蓋部 舌弓部1/コウガイブ・ゼツキュウブの摘出(ボタンB):口蓋部の骨と舌弓部の骨(舌顎骨、間接骨、方形骨)は繋がった状態で摘出する。
    7. 舌弓部2/ゼツキュウブの摘出(ボタンD):舌弓部2には不対骨(1つだけの骨)があるので、注意する。舌弓部2の骨もできるだけ繋がった状態で摘出する。
    8. 鰓弓部/サイキュウブの摘出(ボタン10F):鰓弓部の骨は鰓弁や鰓耙が付いた状態のまま、できるだけ立体構造を維持したまま摘出する。
    9. 肩帯部/ケンタイブの摘出(ボタン11H1):胸びれの支持骨格が肩帯である。硬骨魚類の肩帯は神経頭蓋の後部に接続する。上側頭骨など遊離したような骨もあるので注意する。肩甲骨の後ろには担鰓骨(放射骨)があり、更に鰭スジの棘条軟条となる。擬鎖骨下部の先端が頭部のどの辺りに当たるか、心臓との相互関係から確認しメモする。
    10. 腰帯部/ヨウタイブの摘出(ボタン12H2):左右の腰帯は先端で接合する。その先端部が頭部のどの位置になるか、また左右への広がり距離はどの程度か測定しておく。確認する。心臓との相対位置で把握する。鰭の棘も回収する。
    11. 神経頭蓋からは脳神経が派生している。加温熱固定した脳神経はかなり丈夫であるので、可能な範囲でその所在を確認する。
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    12. 頭部骨格と付属肢の摘出が終了したら、取りあえず休憩する。
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    13. 頭部骨格を摘出する時に気づいたはずだが、加温熱固定した心臓などは容易に独立して摘出が可能である。加温熱固定が未熟な場合は摘出後に再度加温する。摘出した心臓などは70%エタノールで保存する。但し火気厳禁である。
    14. その他の臓器も熱固定により、かなり正常な形状構造を維持したまま摘出が可能である。臓器の固化が不十分な時には、必要に応じて、再度、熱固定を行なう。
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    15. 体幹骨格/タイカンコッカクの摘出(ボタン13I):資料を参照し、部位ごとに回収する。

<摘出骨のクリーニングと乾燥/塗装>
 摘出され、照合・確認、更に整理された骨は、油汚れに効果を発揮する家庭用洗剤を用いクリーニングを行なう。つまり、洗剤を4から5倍程度に希釈したクリーニング溶液に数日浸け置く。これにより余剰の蛋白や脂質などを容易に取り除く事ができる。
 数日間、密封放置しクリーニング処理したものは、時に腐敗臭が発する。よって、開封時、つまり骨の水洗処理を行なう時には、適切な場所で行なう。防臭マスクなども用いる。調理用のシンクで行なってはいけない。

    1. 洗剤処理した骨をザルなどに受け、流水で充分に水洗する(悪臭に注意する)。
    2. 歯ブラシなどを用いて、流水中で骨の周りを洗浄する。
    3. 紙タオルなどで水分を除いた後、容器に入れ、充分に乾燥させる。
    4. 臭気が強い場合には、消臭剤(スプレーなど)を合わせて用いる。
    5. 薄い膜状の骨や骨の周囲部は乾燥により変形するので、その場合は、セロハン、更に厚紙などではさみ、形状を維持するように心掛ける。
    6. 乾燥したら、再度、消臭スプレー処理を行なう。
    7. 必要に応じて、希釈した揮発性ニスなどで表面処理を行なう。
    8. テキストを参照しながら、骨の区分と確認を行なう。
    9. 必要に応じて、ホットボンドなどで、立体構造とする。
       

4. 展開図の部位名称

A. 神経頭蓋域 シンケイトウガイ>
・・・・ボタン[A]

 Neurocranium ニュウロクレイニアム

(1) 神経頭蓋 シンケイトウガイ  Neurocranium ニューロクラニュウム
 種々の頭蓋骨から構成される。詳細は下記の骨格リストを参照(ここをクリック)。

(2) 鼻骨 ビコツ nasal ネイザル
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B. 眼周囲部 ガンシュウイブ>
  ・・・・ボタン[G]

 Circumorbital reigion
 サ-キュモ オ-ビタル リジヨン

(3) 涙骨 ルイコツ
 lachrymal ラキーマル
   (lacrimal bone:ラクリマル B.)

(4) 眼下骨 ガンカコツ
 suborbital bone サブオービタル ボーン
 複数の小骨で構成される。

(5) 軟骨性強膜 ナンコツセイキョウマク
 sclera cartilage

(6) レンズ lens
レンズは骨格系ではないが加温熱固定法で球状のまま摘出できる細胞性器官。
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C. 口蓋部 コウガイブ>
・・・・ボタン[B]

   Palate region パレットゥ リジョン

(7) 口蓋骨 コウガイコツ
 palatineパラタイン

(8) 外翼状骨 ガイヨクジョウコツ ectopterygoid エクトテリゴイド

(9) 内翼状骨 ナイヨクジョウコツ  endopterygoid エンドテリゴイド

(10) 後翼状骨 コウヨクジョウコツ  metapterygoid メタテリゴイド
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 下記の11、12 は舌弓部であるが摘出の時は口蓋部と一緒に外れることも多い。

(11) 舌顎骨 ゼツガクコツ
 hyomandibular ハイオマンディブラ

(12) 接続骨 セツゾクコツ
 symplectic シンプレクティック

(13) 方形骨 ホウケイコツ
 quadrate クワデュレイトゥ
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<D. 顎部 ガクブ>・・・・ボタン[C]
   Jaw region ジョー リジョン

(--) 後関節骨 コウカンセツコツ  retroarticular レトロアーティクラ

(14) 角骨 カクコツ angular アングラ

(15) 歯骨 シコツ dentary デンタリ

(16) 前上顎骨 ゼンジョウガクコツ  premaxillary プレマキシラリ

(17) 主上顎骨 シュジョウガクコツ
 maxillary マキシラリ

(--) 上主上顎骨 ジョウシュジョウガクコツ
 supramaxillary スープラマキシラリー
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<E. 舌弓部 ゼツキュウブ>・・・・ボタン[D]
   Hyoid region ハイオイド リジョン

(18) 基舌骨 キゼツコツ
 basihyal バシハイアル(不対骨)

(19) 尾舌骨 ビゼツコツ
 urohyal ユロハイアル(不対骨)

(20) 下舌骨 カゼツコツ
 hypohyal ハイポハイアル

(21) 角舌骨 カクゼツコツ
 ceratohyal セラハイアル

(22) 上舌骨 ジョウゼツコツ
 epihyal エピハイアル

(23) 間舌骨 カンゼツコツ
 interhyal インターハイアル

(24) 鰓条骨 サイジョウコツ
 branchiostegal ray
 ブランキオステガル レイ(複数)

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<F. 鰓弓部 サイキュウブ>・・ボタン[G]
 Branchial arch region ブランキーアル リジョン

(--) 基鰓骨 キサイコツ
 basibranchial バシブランキアル(不対骨)

(--) 下鰓骨 カサイコツ
 hypobranchial ハイポブランキアル

(--) 角鰓骨 カクサイコツ
 ceratobranchial セラトブランキアル

(--) 上鰓骨 ジョウサイコツ
 epibranchial エピブランキアル

(--) 咽鰓骨 インサイコツ
 pharyngobranchial
 ファリンゴブランキアル

(--) 上咽頭骨 ジョウイントウコツ
 upper pharyngeal アッパ ファリンギアル

(--) 咽頭歯 イントウシ
 pharygeal teeth ファリンギアル ティース

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<G. 鰓蓋部 サイガイブ>・・ボタン[E]
  Opercular region オパキュラ リジョン

(26) 前鰓蓋骨 ゼンサイガイツ
 preopercle プレオパクル

(27) 主鰓蓋骨 シュサイガイコツ
 opercle オパクル

(28) 間鰓蓋骨 カンサイガイコツ  interopercle インターオパクル

(29) 下鰓蓋骨 カサイガイコツ
 subopercle スブオパクル
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<H. 肩帯 ケンタイ>・・ボタン[H-1]
 Shoulder girdle ショルダ ガードゥル

(30) 上側頭骨 ジョウソクトウコツ  supratemporal スープラテンプラル

(31) 後側頭骨 コウソクトウコツ  posttemporal ポストテンプラル

(32) 上擬鎖骨 ジョウギサコツ  supracleithrum スープラクレイスラム

(33) 後擬鎖骨(1) コウギサコツ  postcleithrum ポストクレイスラム

(34) 擬鎖骨 ギサコツ
 cleithrum クレイスラム

(35) 肩甲骨 ケンコウコツ
 scapula スキャプラ

(36) 烏口骨 ウコウコツ
 coracoid コラコイド

(37) 後擬鎖骨(2) コウギサコツ  postcleithrum ポストクレイスラム

(--) 射出骨 シャシュツコツ
 actinost アクティナスト
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<I. 腰帯 ヨウタイ>・・ボタン[H-2]
 Pelvic girdle ペルビック ガードゥル

(38) 腰帯 ヨウタイ
 pelvic girdle ペルビック ガードゥル

(39) 腹鰭の鰭条棘 フッキのキジョウキョク pelvic spine スパイン
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<G. 体幹部骨格 タイカンブコッカク>
・・・・ボタン[ I ]

  

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3. 神経頭蓋を構成する骨
<鼻殻域 ビカクイキ >
 olfactory region オルファクトリ リジョン

 

前篩骨 ゼンシコツ
 preethmoid プリエスモイド 1個
篩骨 シコツ
 ethmoid エスモイド 1個
中篩骨 チュウシコツ
 methethmoidメソエスモイド 1個
上篩骨 ジョウシコツ
 supraetbmoidスープラエスモイド 1個
側篩骨 ソクシコツ
 lateral etbmoid ラテラルエスモイド 2個、
鼻骨 ビコツ
 nasal ナーサル 2個

<眼窟部 ガンカブ>
 orbital region オービタル リジョン

基蝶形骨 キチョウケイコツ
  basisphenoid バシスフェノイド 1個
翼蝶形骨 ヨクチョウケイコツ
 pterosphenoid プテロスフェノイド 2個
眼窟蝶形骨 ガンカチョウケイコツ
 orbitosphenoid オービトスフェノイド 2個

<耳殻部 ジカクブ>
 otic region オティック リジョン

蝶耳骨 チョウジコツ
 sphenotic スフェノイド 2個
翼耳骨 ヨクジコツ
 pterotic プテロティック 2個
上耳骨 ジョウジコツ
 epiotic エピオティック 2個
前耳骨 ゼンジコツ
 prootic プロオティック 2個

<頭蓋頂 トウガイチョウ>
 supuracranial region 
 スープラクラニアル リジョン

前頭骨 ゼントウコツ
 prefrontal プレフロンタル  2個
頭頂骨 トウチョウコツ
 parietal パリエタル  2個

<頭蓋底 トウガイテイ>
 basicranial region 
 バスィクラニアル リジョン

前鋤骨 ゼンジョコツ
 prevomer プレボーマー  1個
副蝶形骨 フクジョウケイコツ
 parasphenoid パラスフェノイド 1個

<後頭部 コウトウブ>
 postcranial region
 ポストクラニアル リジョン

上後頭骨 ジョウコウトウコツ
 supraoccipital スープラオシピタル 1個
間在骨 カンザイコツ
 intercalary インターカレリー  2個
外後頭骨 ガイコウトウコツ
 exoccipital イクソシピタル 1個
基後頭骨 キコウトウコツ
 basioccipital バスィオシピタル 1個

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中軸骨格 axial skeleton

1. 脊索 (notochord)
 発生過程で脊索の周囲に椎体が発生する。
 魚類では脊索遺残として成魚にも見られる。
2. 脊柱 vertebral column
 脊椎骨/セキツイコツ (vertebrae)、
 椎体(centrum)、
 神経棘 (neural spine)、
 血管棘 (hemal spine)、
 腹椎骨 (abdominal vertebrae)、
 尾椎骨 (caudal vertebrae)、
 横突起 (parapophysis)、

Q補足
:背骨、脊柱、椎体、椎骨、神経弓、神経棘、神経弓門、尾骨、はどう違う。


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ふぃg
  現在のFig No
.